ビューティー
なんだかくすむ秋肌… “夏ダメージ残り肌” のサイン
2025.10.25 salon-ameri

夏が過ぎても、肌の疲れはまだ残っています。
日差しが穏やかになり、風が少し冷たく感じる秋。
でも鏡をのぞくと「なんだか肌が暗い…」「ファンデのノリが悪い…」
そんな違和感を感じていませんか?
実はそれ、“夏のダメージ”がまだ肌の奥に残っているサイン。
紫外線を浴び続けた肌は、目には見えない細胞レベルで乾燥・酸化・炎症を起こし、くすみやゴワつき、シミの原因をつくっています。
見た目は落ち着いていても、内部ではダメージの“後処理”がまだ続いている状態なのです。
秋のくすみは「乾燥」だけじゃない!隠れ原因をチェック
秋になると気温と湿度が急激に下がり、空気は一気に乾燥モードへ。
肌の水分量が減ると、角質が厚くなり、光を乱反射してどんよりくすんで見えてしまいます。
しかし、秋のくすみはそれだけではありません。
実は次のような要因が重なり合って、肌の透明感を奪っているのです。
⚫︎ターンオーバーの乱れ
紫外線でダメージを受けた細胞がスムーズに生まれ変われず、古い角質が肌表面に残る。
⚫︎血行不良:朝晩の冷えで血流が滞り、肌の血色が悪くなる。
⚫︎摩擦ダメージ:汗・皮脂ケアでこすりすぎた夏のスキンケア習慣が秋に響く。
⚫︎酸化ストレス:紫外線による酸化で、肌が“さびついた”ようなくすみを感じる。
つまり秋の肌は、“乾燥+ダメージの蓄積”でとてもデリケート。
この時期のケアを誤ると、冬の乾燥トラブルやシミ・しわの進行につながってしまいます。
今こそ始めたい「秋のリセットスキンケア」
秋は “与えるよりも整える” ケアがカギ。
夏に溜まった疲れをリセットし、冬の乾燥に負けない肌を育てることが大切です。
▶ 1. やさしく角質オフ
古い角質が残っていると、美容成分が肌の奥まで届きません。
ただし、スクラブやピーリングのやりすぎはNG。
酵素洗顔や低刺激の角質ケアを週1〜2回のペースで取り入れ、“余分なものを落とす”意識を。
▶ 2. セラミド・ヒアルロン酸で潤いを“蓄える”
乾燥肌は水分を入れるだけでは不十分。
セラミドやアミノ酸など、“肌の水分を逃さない”成分を意識的に取り入れましょう。
入浴後すぐの「3分以内保湿」が理想的です。
▶ 3. 紫外線対策はまだ終わりじゃない!
秋の紫外線量は夏の7〜8割。
「もう日焼け止めはいいや」と油断すると、シミ予備軍が一気に表面化してしまいます。
SPF30程度の軽めの日焼け止めを“毎日塗る”ことが基本です。
秋の美肌は「生活習慣」で決まる
肌を根本から立て直すには、スキンケアだけでなく生活習慣も見直しましょう。
⚫︎睡眠の質を上げる
午後10時〜午前2時の“肌のゴールデンタイム”にはしっかり睡眠を。
⚫︎温活で血行促進
湯船に浸かる、白湯を飲むなどで巡りを良く。
⚫︎抗酸化食材を意識
ビタミンC・E、βカロテンを多く含む食事で、肌の酸化を防ぎましょう。
美しい肌は、表面だけでなく“中から”もつくられます。
サロンケアで叶える、肌の「再生リセット」
自宅ケアでは届かない角質層の奥には、紫外線ダメージや乾燥が残っています。
サロンのフェイシャルトリートメントや保湿ケアは、プロの手で肌の再生力を引き出す絶好の機会。
特に今の時期は、
•毛穴汚れをクリアにするディープクレンジング
•角質柔軟ケア
•美白・保湿パック
などを組み合わせることで、“夏疲れ肌”をスピーディーに立て直せます。
まとめ
秋の肌のくすみは、季節のせいではなく「夏を引きずる肌」からのSOS。
今のうちに丁寧なスキンケアでダメージをリセットすれば、冬の乾燥にも負けない透明感あふれる肌へ導けます。
“肌が重たく感じる秋” こそ、次の季節の美しさを準備するチャンス。
このタイミングでスキンケアを見直し、肌のリズムを整えていきましょう。
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