ビューティー
ブルーライトは肌に悪い?
2024.07.19 salon-ameri
ここ数年でよく耳にするようになったブルーライト。
「ブルーライトカット」の製品も増えていることから、なんとなく目に悪影響なのかな?と思っている方も多いはず。
まず、ブルーライトとは、可視光線の中でも波長が短く、エネルギーが大きい紫や青色の光です。
光の色は波長の長さによって決まり、可視光線より波長が短ければ「紫外線」、可視光線より波長が長ければ「赤外線」です。
可視光線の波長は約400〜800nm (ナノメートル)。
ブルーライトは380〜500nmです。
ということは、ブルーライトは紫外線に近い可視光線ということです。
目に良くないことはなんとなく知っているブルーライト。
美容に敏感の方はご存知かと思いますが、ブルーライトは目だけでなく、肌にも悪影響があると聞いたことはありませんか?
事実、エネルギーが高いブルーライトは肌の深部にまで到達しやすく(真皮層にまで届くこともあります)、肌の細胞に直接ダメージを与える可能性があります。
高エネルギーのブルーライトは酸化ストレスを増加させ、活性酸素種(ROS)を生成
→→これが肌細胞を攻撃し、コラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみの原因となるんです。
さらに、ブルーライトはメラニン生成を刺激し、シミや色素沈着も引き起こすこともあります。
特に長時間ブルーライトを浴びることが続くと、肌のトーンが不均一になることもあるため、長時間パソコンや携帯電話を見る際は注意が必要です。
ちなみに、写真のようにお風呂上がりにすっぴんで長時間スマホを見るこの行為。
化粧下地や日焼け止めなど、肌になんのバリアもない状態でブルーライトをもろに受けてしまうため、それなりにダメージも大きいのでは・・・とコラム担当Mは思います。
スマホが手放せない現代社会で、ブルーライトを完全にカットすることは難しいかもしれません。
しかし、ブルーライトカット機能がついたメガネ、スマホやパソコンに貼り付けるフィルム、さらに日やけ止めなども発売されています。
長時間ブルーライトを浴びない、カット機能のついたアイテムを使うなど、意識して少しずつブルーライトを少しずつカットしていけたらいいですね。
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