ビューティー
生理前のいろいろな不調。PMSは人によって違う?
2025.11.25 salon-ameri
生理前になると「なんとなく気分が沈む」「肌が荒れやすい」「集中しにくい」といった変化を感じる方が多くいらっしゃいます。
これらは PMS(生理前症候群) と呼ばれる、ホルモンバランスの変動によって起こる自然な反応ですが、人によっては症状が重かったりとお悩みの方も多いですよね。
月によって症状が違うという方も多いようですが、コラム担当の私の場合、みぞおち〜背中の締め付けるような痛み、発熱、大量の寝汗などが多いです。
(あまりにも症状が重い場合は、一度婦人科で相談してみましょう)
皆さんはどのような症状がありますか?
◼︎そもそもPMSとは?
生理前は、エストロゲン(卵胞ホルモン)が減り、プロゲステロン(黄体ホルモン)が増える時期です。
このホルモンの入れ替わりが、心身にさまざまな影響を与えます。
・むくみやすい
・皮脂が増えやすい
・眠気やだるさ
・イライラしやすい
こうした症状は、ホルモンが“妊娠に備えるモード”に切り替わることで起こる正常な変化です。
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1. 自律神経のバランスが乱れやすくなります
ホルモンの変化は自律神経にも影響します。
その結果、睡眠の質が落ちたり、集中力が続きにくくなることがあります。
身体が「ゆっくり過ごしてほしい」とサインを出している状態です。

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2. PMSは肌にも直接的な影響を与えます
生理前の皮脂増加は、毛穴の詰まりやニキビの原因になりやすい傾向があります。
また、気持ちのゆらぎによる睡眠不足は、ターンオーバーの乱れを招き、
くすみ・乾燥・ざらつきにつながることもあります。
この時期はいつも以上に肌がデリケートになりやすく、刺激が強いケアは負担となる場合があります。

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3. PMS期間におすすめのスキンケアと過ごし方
PMSは“整えるより、守る”ことを意識していただくと心身がラクになります。
・低刺激の保湿中心のスキンケア
・温める習慣(お風呂・腹巻きなど)
・ゆっくり深呼吸をする時間をつくる
・カフェインを少し控えめにする
・無理に頑張らず、ペースを落とす
体調が揺らぐ日は、休むことが最も効果的なセルフケアになります。

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◼︎まとめ
PMSによるゆらぎは、身体が毎月がんばっている証拠です。
「今日はいつもよりデリケートな時期」と受け止めて、
肌にも心にもやさしく過ごしてみてくださいね◎
