ビューティー
美肌菌が住みやすいお肌づくり
2023.10.02 salon-ameri
せっかく脱毛するなら、肌を今よりもっともっとキレイにしたい!それが乙女心。
キレイなお肌を作るには「美肌菌」が必要不可欠って知ってましたか?
表皮や毛穴に存在し、バリア機能や保湿力を高めるお仕事を担ってくれている常在菌=美肌菌です。
代表的な美肌菌(表皮ブドウ球菌)は、肌荒れやニキビの原因となる菌の増殖を抑えたり、保湿成分グリセリンを作ってくれている強い味方。
グリセリンはスキンケア用品にほぼ必ずといって良いほど配合されているので、聞き馴染みの多い成分ですね♪
そんなとっても頼りになる美肌菌ですが、実は日々のお手入れを間違うと簡単に減少してしまうナイーブなヤツです。
まず、美肌菌は清潔かつしっとりと潤った環境を好むので、日々の保湿スキンケアを徹底的にしなければなりません!
そして、保湿の前にはしっかりメイクや皮脂汚れを落としておくのが大前提。
「洗いすぎは良くないので朝はぬるま湯のみ」
「洗浄力の強いクレンジングはNG」
「手で擦らないよう、泡だけで優しく洗う」
↑お肌悩みで検索するとこのような記事がたくさん出ますが、これはあくまでも
【この方法でもしっかり汚れが落ちている場合のみ】です。
日常的にメイクをされる方は、ベースメイクの種類によってはしっかりとした洗浄力のクレンジングが必要ですし、
朝は酸化した皮脂や汚れがお肌に残っている状態なので、脂性肌〜混合肌の方は特に、洗顔料を使ってしっかり汚れを落としてからのスキンケアがおすすめです。
また、洗顔フォームは【泡立つ段階】が1番洗浄力を発揮しますので、泡立てすぎてしまった後の泡をお肌に乗せるだけでは汚れが取りきれないことも。
もこもこ泡にするためにこのような泡立てネットを使用している方も多いかと思いますが、
ついお風呂に吊るしっぱなしにしてしまったり、よく乾かさず放置などの使い方をしてしまうと、たちまち雑菌の温床に!
これ結構やっちゃいがちですよね。
では、おすすめの洗顔方法は?
【お顔をぬるま湯で予洗いしたあと、洗顔フォームを手に軽く馴染ませ、優しくお顔の上で泡立てながら洗う】です!
この方法であれば、お肌に優しい成分の洗顔料でも十分に汚れが落ちるのでおすすめです◎
↑「でも摩擦が心配。シミ、シワ、たるみの原因にならない?」
A.洗顔料で滑りの良い状態ですのでそこまで気にする必要はありません◎
むしろ汚れを残さないことの方が、アンチエイジングケアをする上でも重要です!
かといって洗いすぎが良くないのは事実ですので、洗顔は一日2回程度にしましょう◎
そして、そんな美肌菌を守る上で1番気をつけたいこと。
【カミソリでの自己処理!】
↑これは他のコラムでも何度も登場していますね。
美肌菌は肌表面に住んでいますから、カミソリで角質層ごと削ってしまえば当然居なくなります。
角質層=肌の1番表面にあります。
肌の潤いを保ち、アレルギー物質や紫外線などの外的刺激から守ってくれるわずか0.02mmの層です。
角質層が復活するのには最低でも2週間かかりますので、その間のお肌がどうなるかというと…。考えるまでもありませんね。
しかも、角質層は傷つけられるたびに脆く未成熟になっていきます。
復活すると言っても、それが完全なものとは限らないのです。
そんな荒れた地に果たして美肌菌たちは住んでくれるでしょうか…。
これが、脱毛のプロが電動シェーバーをおすすめする理由の一つです。
さらに脱毛で産毛がなくなることで、スキンケアが肌にしっかりと馴染んでいきやすくなるので、保湿力はぐんと上がります♪
特に脱毛当日は、シートパックや美容液をプラスしたスペシャルケアがおすすめ!
そして、もちろん外からのケアだけではなく、食生活や生活習慣もとっても重要。
こまめな水分補給、バランスのいい食事、良質な睡眠を心がけましょう!
美肌菌が大好きな環境作りをすることが、美肌への1番の近道です♪