ビューティー
赤ちゃんにシミができないのはなぜ?
2025.04.25 salon-ameri
どうして赤ちゃんにはシミができないのか・・・
美肌のヒントは「赤ちゃんの肌」にあります♪
大人になると、季節の変わり目や日焼けの後などに、ふと鏡を見て「ここにシミができてる…」とがっかりすること、ありますよね。
美白ケアやUV対策に力を入れていても、いつの間にか現れるシミ。できれば防ぎたい、そしてできてしまったものは何とかしたい…と、多くの方が日々ケアに取り組んでいることと思います。
そんな中、赤ちゃんの肌を見て「どうしてあんなにキレイなんだろう?」と感じたことはありませんか?
ふんわりやわらかく、透き通るような肌。シミはもちろん、くすみも乾燥も見当たらない完璧な美肌です。
実は、赤ちゃんの肌にシミができないのには、いくつかの明確な理由があるんです。
今回は、その理由を分かりやすくお伝えしながら、大人の肌との違いや、シミ予防につながるヒントもご紹介していきます。
赤ちゃんの肌には「メラニン」が少ない
シミの正体は、紫外線などの刺激を受けたときに肌を守るために作られる「メラニン色素」です。
これは肌の奥にある「メラノサイト」という細胞が、紫外線から肌を守るために生み出すものです。
赤ちゃんはまだ外的刺激をあまり受けておらず、体の機能も未発達。そのためメラノサイトの働きが弱く、メラニンが作られにくい状態にあります。
つまり、シミの「材料」がそもそも少ないのです。
肌の生まれ変わりが早い=メラニンが溜まらない
もうひとつの理由が「ターンオーバー(肌の生まれ変わり)」の速さです。
大人の肌はおよそ28〜40日ほどで新しい肌に生まれ変わるのに対し、赤ちゃんの肌はもっと早いサイクルで新陳代謝が行われています。
万が一、メラニンが発生しても、その色素が肌にとどまる前に自然と排出されてしまうのです。
このターンオーバーのスピードは年齢とともにゆるやかになり、代謝が落ちてくると、メラニンが排出されにくくなってしまい、結果として肌に残り「シミ」となって現れます。
実は、紫外線にとても弱い赤ちゃんの肌
ここまで聞くと「じゃあ、赤ちゃんの肌はシミができにくくてうらやましい!」と思うかもしれませんが、実は注意点もあります。
メラニンが少ない=紫外線に弱い、ということでもあります。
肌を守るバリア機能が未熟なため、紫外線ダメージを受けやすく、すぐに赤くなったり炎症を起こしたりすることも。
だからこそ、小さなうちから帽子をかぶせたり、肌に優しい日焼け止めを塗ったりしてあげることがとても大切なのです。
私たち大人ができることは?
赤ちゃんの肌に戻ることはできませんが、その“メカニズム”を知ることで、大人の私たちもキレイな肌を目指すヒントを得ることができます。
たとえば・・・
・紫外線対策をしっかり行う(年間を通してのUVケア)
・ターンオーバーを整える生活習慣(睡眠・食事・適度な運動)
・肌に負担をかけないスキンケアや脱毛方法の選択
これらを意識することで、シミができにくい肌づくりに一歩近づくことができます。
赤ちゃんのようなすこやかな肌を保つためには、「肌に負担をかけないケア」がとても大切です。
アメリでは、敏感肌の方にも安心してご利用いただける肌負担が最小限の「肌にやさしい脱毛」をご提供しています♪
自己処理による肌へのダメージや刺激は、将来のシミやくすみの原因にもつながりやすいもの。
美肌を目指したい方、自己処理でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
専門店のプロが、お一人おひとりに合ったご提案をさせていただきます。
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