ビューティー
膣ケアが女性ホルモンを左右する
2023.12.07 salon-ameri
膣ケア=デリケートゾーンに関係することだけ。というイメージを持たれている方も多いですが、実は美肌やアンチエイジング、免疫などにも深く関わりがあるのをご存知ですか?
最近はフェムケアやフェムテックなどと呼ばれることも多いですね。
膣ケアをすることでどのような効果が期待できるのか?徹底深掘りします!
まず、膣ケアの最大の目的は
膣粘膜の潤いを保つこと
膣内は通常、粘液で保護されており、
ウイルスなどの外敵をブロックしたり、女性ホルモンを整える働きをしてくれています◎
※ですがこちらの粘液、年齢を重ねるとともに減少してしまいます。
減少するということは当然働きも衰えてくるわけですから、免疫力の低下、ウイルスや細菌が侵入しやすくなったり、女性ホルモンのバランスが崩れ、生理不順や肌荒れ、PMS、性交痛などの原因にも。
女性器は複雑な構造をしていますから、まずは正しい洗い方を知っておくことが大切!
では、ケアのやり方は?
①必ずデリケート専用のウォッシュを使うこと
ボディソープや石鹸などの洗浄力が強いものは、膣を守っている大切な常在菌まで洗い流してしまいます。
デリケート専用ウォッシュがすぐに手元にない方は、なるべく弱酸性のソープを使うようにしましょう。
②膣の中まで無理に洗わないこと
膣内は外部からの雑菌の侵入を防ぐため、常に内部を酸性に保つ自浄作用があります。
膣の中まで洗ってしまうと、酸性のバランスが崩れ雑菌が侵入しやすい環境になり、かえって臭いの原因になったり、カンジダや膀胱炎などを引き起こしやすくなります。
大陰唇(Iライン)と小陰唇(ヒダ)の間が恥垢と呼ばれる垢が溜まりやすい箇所ですので、
ヒダの隙間を優しく手でマッサージするように、前から後ろへ洗いましょう◎
(※肛門周りには大腸菌が付着しているので、後ろから前はNGです。膣内や膀胱に菌が入ってしまう恐れも。)
③デリケートゾーンの保湿をしましょう
デリケートゾーンは下着やトイレで拭き取りの際など、日々摩擦が多い事もありとても乾燥しやすい場所。
乾燥は黒ずみや、バリア機能の低下を招きます。さらには大切な粘液の減少も加速してしまうのです。
膣周りをきちんと保湿することで女性ホルモンが安定し、エストロゲンがコラーゲン生産を促し、結果美肌にも繋がります♪
一見美容とはあまり関係のない箇所のように思えるけれど、体は全て繋がっています。
まずは汚れや匂いの原因にもなるVIOのムダ毛を綺麗にするところから初めましょう♪
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