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脱毛サロンやクリニックが倒産するワケ
2025.02.28 salon-ameri
脱毛サロンやクリニックは年々増加していますが、その一方で突然閉店してしまうサロンも少なくありません。
そもそも、なぜ脱毛サロンやクリニックが破産することがあるのでしょうか?
今回は、脱毛やエステ業界に長く携わっているコラム担当が、業界の裏側や経営破綻する主な理由を解説します。
1. 価格競争の激化で利益が出ない
クリニックを含め、脱毛やエステ業界は競争が激しく、多くのサロンが「初回◯円!」「月額◯円で通い放題!」といった低価格戦略を打ち出しています。
しかし、無理な値下げをすると、経営が成り立たなくなります。
特に「月額制」や「通い放題プラン」は、初期の売上が少なく、長期間にわたってコストがかかるため、経営が圧迫されがちです。
新規集客が減ると資金が回らなくなり、結果的に破産に追い込まれるケースもあります。
2. 無理な広告費の投資
新規のお客様を獲得するために、サロンは広告を出します。
しかし、美容業界では広告費が非常に高額で、特にネット広告やSNS広告に多額の費用をかけるサロンや美容クリニックも少なくありません。
新規集客が思うようにいかず、広告費ばかりが膨れ上がると、利益が圧迫されてしまいます。
その結果、資金が底をつき、閉店せざるを得なくなることもあります。
3. 予約の管理がうまくできていない
人気サロンになればなるほど、予約の管理が重要になります。
もし「予約が取れない」「施術間隔が長すぎる」といった問題が発生すると、お客様の満足度が低下し、解約やクレームにつながります。
特に、定額制プランを導入しているサロンでは、予約が取れないことで不満が増え、悪い口コミが広がることも。
結果として新規客が減り、売上が落ちてしまうのです。
4. 無理な店舗展開と過剰な設備投資
サロンやクリニックの成功により、勢いで多店舗展開を進める経営者もいます。
しかし、安易な店舗拡大はリスクが大きく、人材確保や運営資金が追いつかないこともあります。
また、高額な脱毛機やエステマシン、美容医療機器を導入したものの、思ったほど集客できず、ローンの支払いが負担になってしまうケースも。
過剰な設備投資が経営を圧迫し、結果として経営破綻につながるのです。
5. 返金トラブルや法的問題
エステサロンや美容クリニックの契約は高額になりやすいため、返金トラブルが発生しやすい業界です。
例えば、クリニックが突然閉店し、未施術分の料金が返金されないといった問題が起こることもあります。
また、スタッフの施術ミスによるトラブルや、広告表示の違反など、法的な問題が発生すると、営業停止や賠償責任が発生する可能性も。
こうしたトラブルが重なると、経営が厳しくなり、最悪の場合破産に至ります。
まとめ:安心して通えるサロンを選ぼう
エステサロンやクリニックが破産する理由には、無理な値下げ、広告費の負担、予約管理のミス、過剰な投資、トラブル対応の不備など、さまざまな要因があります。
お客様がサロンやクリニックを選ぶ際には、適正な価格設定・予約の取りやすさ・信頼できる経営体制をしっかりチェックすることが大切です。
安さだけでなく、長く安心して通えるサロンを選びましょう。
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