ビューティー
ターンオーバーは早い方が良いの?
2024.08.20 salon-ameri
ターンオーバー=皮膚が新しく生まれ変わる仕組み
「ターンオーバーを促進」というようなキャッチコピーをよく見かけますね。
ということは、ターンオーバーは早い方が良い?
いいえ、早すぎても遅すぎてもダメなんです。
ターンオーバーは正常なお肌であれば約28日周期ですが、ほとんどの方は年とともにどんどん遅くなる傾向にあります。
※周期は部位によって異なりますが、最もターンオーバーが早いのは顔と言われています
ではそんなターンオーバーですが、遅いとどうなる?早いとどうなる?
順にみていきましょう。
ターンオーバーが遅い場合
・肌のゴワつき、乾燥、毛穴が目立つ
・肌がくすむ、透明感が無くなった
・傷の治りが遅くなった(跡が残りやすくなった)
・ニキビが7〜10日以上経っても治らない
・シミが目立ちやすくなった(増えた、あるいは濃くなった)
ターンオーバーが遅いということは、肌の生まれ変わりをうまく行えないということ。
肌の奥にあるメラノサイトで生成されたメラニンがうまく排出できないために、シミがどんどん増え、濃くなっていきます。
古い角質がはがれないまま蓄積されていくため、ゴワつきくすんだお肌になっていきます。
ターンオーバーが早い場合
・お肌が敏感になった、肌荒れしやすくなった
・乾燥やヒリヒリ感がある
・皮脂分泌が多くなった
・顔に赤みが出やすい
・毛穴、角栓が目立つ
ターンオーバーが早すぎると、まだ成長しきっていない皮膚が表に出てこざるを得なくなります。
言うなれば赤ちゃんがいきなり出社するようなものですね。
未成熟な皮膚はバリア機能が弱く、水分保持力も弱いため、乾燥や水分不足による皮脂の過剰分泌、肌荒れなど、トラブルが起きやすいお肌になります。
未成熟なままどんどん表に出てくる皮膚が毛穴に詰まり、角栓となります。
遅すぎても早すぎてもダメ、では一体どう対策すれば?
①しっかりクレンジングと洗顔をする
ダブル洗顔不要と書かれた製品でも、日焼け止めやメイクをした日はクレンジングも洗顔もしっかり行い、汚れを残さないようにするのがおすすめです。
しかし、洗浄力の強すぎるものはターンオーバーを早める原因になるため、お肌に優しい成分のものを選びましょう◎
ターンオーバーを促進したい場合は定期的なピーリングもおすすめ。
⚠️ただし、やりすぎはNGです
②保湿をしっかり行う
″しっかり落としてしっかり保湿″これが基本となります
水分、油分、どちらも肌には欠かせないものになるため、化粧水、乳液orクリームは最低限使用しましょう。
肌内部の水分をとどめてくれる、セラミド配合のものなどがおすすめです◎
③紫外線対策を徹底
紫外線のお肌の悪影響は凄まじく、ターンオーバーの乱れや肌老化を招きます。
雨や曇りでも紫外線は弱まらないため365日しっかり対策をしましょう
④カミソリでの自己処理は絶対NG
せっかく生まれてきてくれた新しいお肌をカミソリ刃で傷つけてしまうのは勿体無い!
再生までにさらに時間がかかり、繰り返し傷つくことで未成熟な肌しか生まれなくなってしまいます。
⑤BBLフェイシャルはどちらのタイプにもおすすめ♪
肌本来の力を活性化させる効果のあるBBL光フェイシャル。
ターンオーバーが早い方にも遅い方にもトータルでアプローチが可能です。
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